長野県佐久市 整形外科、MRI検査、リウマチ、リハビリテーションの専門治療
リウマチ科とは、関節痛を伴う病気を診断/治療する診療科です。 一般には、関節や筋肉などに痛みを生じる病気を示し、変形性関節症や痛風などの多くの疾患を含みます。 「リウマチ」は、昔、慢性関節リウマチとも言われていましたが現在は、 「関節リウマチ」に疾患名が変わりました。当院では、この関節リウマチを中心に治療をおこないます。
原因は特定されていませんが、関節リウマチとは、体を守ってくれる免疫システムのコントロールが崩れ、複数の関節に炎症を起こすことで関節の痛みや腫れを生じてしまう病気をいいます。この状態を放置すると関節が破壊され、動きが悪くなり、支持性が低下し、日常生活や仕事に支障を来たすようになります。
関節リウマチの治療の基本は、抗リウマチ薬を用いて関節の痛みや炎症を抑えて関節の破壊が起きないようにすること、さらには破壊された関節の動きをよくすることです。
関節炎が消失し、患者さん・医師も関節リウマチが治まっていると評価できる状態を「寛解」といいます。この状態を維持することで関節が破壊されず、日常生活に支障なく過ごせることが治療の目標といえます。
「抗リウマチ薬」とは、関節炎を抑えて、関節の破壊の進行を抑えることができる薬をいいます。特に基本薬とされるメトトレキサート(MTX)は、効果が高いことから、関節リウマチと診断された後は、原則的にこの薬を使用します。服薬中は、副作用に注意し、3~6ヶ月で効果を判定します。
また生物学的製剤は、本邦で平成15年から認可された注射薬で、炎症をコントロールすることが困難な関節リウマチに高い有効性を示します。ただし、高価なことや肺炎などにかかりやすくなることから、全ての患者さんに使用できるものではありません。これらのお薬をタイミングよく開始できても関節リウマチを根治させる治療法は今のところはないことから、長い期間の治療が必要となります。
超音波検査(関節エコー検査)は、関節リウマチの早期診断や寛解維持の把握に不可欠な検査法であり、X線被爆がなく無侵襲で患部の確認や、症状の程度や経過などの情報を瞬時に入手し、その状態をその場でリアルタイムに患者さんに説明することが可能です。
整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科
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