長野県佐久市 整形外科、MRI検査、リウマチ、リハビリテーションの専門治療
加齢、閉経、運動不足などにより骨がスカスカになり、骨折をおこしやすくなる病気です。この病気になると背中や腰が曲がってきて痛みを伴うこともあり、さらには、転んだだけで骨折を生じ、寝たきりになってしまうなど日常生活に多大な支障をきたします。
骨そしょう症は、一度骨折してしまうとその後何度も骨折を繰り返す可能性が高くなります。その予防として食生活の改善、継続的な運動や薬物治療を行い、その効果判定として定期的に自分の骨の強さ (*骨密度)や血液検査(**骨代謝マーカー)を調べることが大切です。また骨折をすでに起こしてしまっていても速やかに運動や薬物治療を開始することで次の骨折を予防することができます。
*骨密度:骨の強さを判定するための目安です。骨密度検査では、骨の中にカルシウムなどのミネラルがどの程度あるかを測定ができ、若い人の骨量の平均値と比べて今の自分の骨が何%なのか?治療の効果はでているのか?を知ることができます。当院の骨密度測定は、デキサ法と呼ばれる器械で精度の高い測定が可能です。
またこの検査は、骨の健康状態を知る上で重要な手がかりです(骨そしょう症検診)。特に女性は症状が無くても、40歳以上になったら定期的に骨密度を測定することをお勧めします。
** 骨代謝マーカー:血液検査によって骨の新陳代謝を知ることのできる指標です。今後、骨密度がどの様に変化することが可能になります。そのため骨そしょう症の病態の把握に有用であるだけでなく、薬物治療の効果判定や管理、また骨折リスクの予測などに使用されています。
当院は骨強度を高める薬物療法と転倒予防の運動療法の2本柱としています。
数種類の薬を患者さんの病状、年齢、生活スタイル、合併症などを考慮し、これらを組み合わせて使用、適宜変更して患者さん個々人にベストな薬物治療を継続的に行えるよう心がけます。
転倒予防のための*ロコモーショントレーニング(ロコトレ: 開眼片足立ち、スクワットなど、詳細はネットのロコトレを参照)を当院専属の理学療法士が指導、評価し、その実践を継続的にできるようにサポートします。
ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは?
腰や関節の変形や痛みにより、「立つ」、「歩く」といった機能が低下している状態をいいます。進行すると日常生活にも支障が生じてきます。2007年に日本整形外科学会は、超高齢化社会を見据え、このロコモという概念を提唱しました。 ロコモの主な原因として、骨そしょう症、変形関節症、脊柱管狭窄症があります。
整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科
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